注記
Google同意モードについては、「Google同意モードを使用して同意に基づくタグ動作を調整する」を参照してください。
Googleは一時的な技術仕様として追加同意モードを設定し、IAB欧州グローバルベンダーリスト(GVL)に未登録でGoogle Ad Tech Providers(ATP)リストに含まれるベンダーへの対応策を提供しています。この仕様により同意管理プロバイダ(CMP)はIAB TCF 2.0実装と合わせて追加の同意情報を収集、伝播することが可能です。
警告
Google追加同意は新しい優先設定センターテンプレートデザインでのみ使用できます。
[]メニューから[]を選択します。[テンプレート]画面が開きます。
Google追加同意を有効にするIAB TCF v2.0テンプレートをクリックします。
[優先設定センター]タブを開きます。
[]メニューを展開します。
[ベンダーリスト]を編集する
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Googleの追加同意を有効にします。
Google追加同期を有効にするほか、優先設定センターでGoogleベンダー/IABベンダーのユーザーに表示するラベル名を変更できます。
[保存]をクリックします。
テンプレートとして保存する
注記
IABサードパーティCookieをGoogleと合わせて使用することはできません。Googleから広告を提供する場合やGoogle追加同意を有効にする場合、[グローバルEU同意を設定する]を有効にすることはできません。
ベンダーリストのGoogleベンダーを有効/無効にする
[]メニューから[]を選択します。[ベンダー一覧]画面が表示されます。
使用するIAB TCF 2.0ベンダー一覧を選択します。
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IABベンダーとGoogleベンダーが含まれています。Google ATPベンダーを有効または無効にできます。
Google ATPベンダーを無効にするには、無効にするベンダーを選択します。
[編集]ボタンをクリックします。
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ステータスをアクティブから非アクティブに変更します。
[保存]をクリックします。
ベンダー一覧のベンダーステータスが変更されます。
注記
Google ATPベンダーはすべてデフォルトでアクティブになります。
テンプレートやベンダー一覧を変更した後は必ずスクリプトを再公開してください。
CookieコンプライアンスのGoogle ATPベンダー一覧は、Google追加同意ストレージから毎週更新されます。ストレージのリンクはこちらから参照できます。
addtlConsent
文字列がtcData
またはInAppTCData
オブジェクトで使用できます。
AC文字列を使用できるのは、ユーザーが明示的に同意をした後に限られます。
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AC文字列には次の3つの要素が含まれます。
パート1:仕様のバージョン番号、「1」など
パート2:区切り記号「~」
パート3:ユーザーが同意したGoogle広告技術プロバイダ(ATP)IDのドット区切りリスト例:「1.35.41.101」
例えば、AC文字列「1~1.35.41.101」はサイト訪問者がGoogle ATPベンダーID 1、35、41、101に対して同意を示したことを意味します。文字列は、v1.0仕様に定義された書式で作成されます。
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AC文字列はOTAdditionalConsentString
のCookieに格納されます。
このCookieの有効期限はOneTrust Cookieと同じで、関連するジオロケーションルールに定義された再同意の頻度に依存します。
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デジタル広告チェーンを通じてAC文字列を渡す方法:
入札リクエスト-Google設定のConsentedProvidersSettingsを再利用して非GVLベンダーをダウンストリームに伝播します。
URLベースサービス-Googleが提供する標準URLパラメータとピクセルURLのマクロにAC文字列を挿入する必要があります。
詳細はGoogle追加同意の技術仕様に関するサポートを参照してください。